私は今回主に広報や予約管理を担当しておりました。今年は映像配信となり、イレギュラーな内容も多くありましたが、ぶたびさんの造る素敵な舞台を万人の元へ届けるつもりで自分の出来る限りを全うしました。
皆さんと同じ場所で同じ時間を共有することは出来ずとも、タタキの様子や画廊に展示される品が私の元に届く度に、皆のこの公演に対するそれぞれの思いが届いてきました。
木曜日に初めてセットを見た時には、感動のあまりぐっと来てしまいました。
当公演の主宰であり同期にあたる73期との出会いは2019年度春研で、皆さんと仲良くなったのはもちろん、自他団体問わず様々な公演で制作を務める現在の自分が確立されたきっかけでもありました。
当時はチーフを担当しはじめて間もなかったため、至らない部分も多くご迷惑をおかけしてしまいましたが、今では他劇団の仕込み日に「また会ったね〜」と挨拶を交わすほどに、お互い立派なスタッフとして活躍するまでになりましたね。
そんな73期の引退公演となる2020年度秋研で、またお手伝いをさせていただけて本当に光栄でした。
とは言いつつ、これを書いている時点ではまだ映像公開前なので、私たちの役目は終わっていません。皆さんの元に届くその瞬間まで、私にとっての秋研は終わりません。
ですが、収録や小屋入りが終わり、とりあえず一息ついたのでこの場をお借りして……
73期の皆さん、3年間本当にお疲れ様でした。
皆さんと過ごした日々のこと、一生忘れません。
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