今回、ぶたびに入会して初めて作品に参加させていただきました。右も左も分からない状態で臨んだ秋研でしたが、暖かく迎えてくださった73期・74期の皆様やコロナによりなかなか会えずにいた同期たちをはじめ、多くの方々に支えられて無事に自分の仕事を成し遂げることができました。小屋入り中に強く感じたことは舞台を構成する要素のうち何か一つでも欠けてしまえばきっとこんなに素敵な作品にはならなかったのだろうなという事です。今まで鑑賞者としてしか舞台に関わってこなかった私にとって今回の小屋入りは、新たな視点で、より多くの理由で舞台を好きになるきっかけとなり、これから先も決して忘れないものになると思います。
秋研では主に照明操作を担当させていただきました。操作をしながら、チーフの渡部さんが作った照明一つ一つに惚れ惚れしてしまいました…。最初から最後まで素敵な照明ばかりですのでせっかくの映像配信、ぜひ繰り返しご覧になって照明にも着目してくださると幸いです！
私の母は昔、ぶたびが裏方を担当した作品にダンサーとして出演したことがありそのことがきっかけで私はこのサークルを知りました。昔の縁が私を舞台美術研究会に導いてくれたこと、『待ちぼうけ』に携われたこと、照明の仕事の楽しさを教えてくださったチーフの渡部さんをはじめとした先輩方、全てに感謝し今後も活動していきたいと思います！
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